ネットワークエンジニアのアレ

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Pythonを使ってHTTPサーバを5秒で立てる

ネットワークを構築している時に、疎通確認のためにHTTPサーバが必要になる時があります。
Apacheをインストール&設定して――までするのは面倒。

そんな時に便利な、Pythonを使ってサクッとHTTPサーバを立てる方法をご紹介します。 (意外と知らない人がいたので)

PythonでHTTPサーバを立てる

Pythonが動作すればOKなので、Linux(CentOSとか)やMacの環境であれば事前準備不要です。

以下のコマンドを実行するだけでHTTPサーバが起動します。
Pythonの” SimpleHTTPServer”というモジュールを呼び出しています。

python -m SimpleHTTPServer 8080


8080はリッスンさせるポート番号でデフォルトは8000です。
コマンドを実行したディレクトリがHTTPサーバのルートディレクトリになります。

実行例

以下は実際にサーバを起動させてクライアントからアクセスさせる例です。

クライアント(IP:192.168.1.1)→ サーバ(IP:192.168.1.100)

サーバ側

#  python -m SimpleHTTPServer 8080
    Serving HTTP on 0.0.0.0 port 8080 ...
    192.168.1.1 - - [15/Aug/2019 13:18:17] "GET / HTTP/1.1" 200 -

クライアント側

 # curl 192.168.1.100:8080
  <html>
  <head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>hoge</title>
  </head>
  <body>
  hoge
  </body>
  </html>

おわりに

サクッと疎通確認をする時に便利です。
活用してみてはいかがでしょう。