ネットワークエンジニアのアレ

技術情報メインの備忘系ブログです

JANOG43へ参加します。

今日から山梨県の甲府市で開催されている、「JANOG43」へ参加します。
初JANOG。楽しみです。

1月24日(木)〜25日(金)にブースを出展します。

ファイアウォールテストツールをメインに展示。
www.ap-com.co.jp


大ホール3F 50番ブース」にいるので、参加される方はぜひお越しください!!

2019年1月23日追記:


甲府市に無事到着。
ほうとうと設営も完了。

Elasticsearch Machine Learningでファイアーウォールログから異常を検知する

「Elasticsearch Machine Learning(以下、ML)」を使って、ファイアーウォールのログから異常を検知をしてみました。

MLの概要は以前書いたこちらの記事を御覧ください。

tech.naitwo.me

今回は細かな設定手順の話は書いていません。
MLでどんな感じで異常検知ができるか” について書いています。

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ElasticsearchのデフォルトMapping Typeを定義する

f:id:naitwo2:20180916201247j:plain

ElasticsearchはスキーマレスなDBなので、各フィールドの型を明示的に指定する必要がありません。
とはいえ、確実に型を指定したい場合も多く、その場合はindex templateを使って指定します。

今回の記事は、少し古いバージョンのElasticsearch 2.4系をもとに書いています。


例えば、何も設定せずに以下のようにindexを作成した場合、field01は文字列(string)、field02は数値(integer)として判断されます。

curl -XPOST localhost:9200/test_index/hoge -d '{"field01":"100","field02":100}'


明示的にType を指定する

timeフィールドは”data type”、statusフィールドは”string type”と指定するには以下のように設定します。

curl -XPUT localhost:9200/_template/template -d '
{
  "template" : "log_*",
  "settings" : {
    "number_of_shards" : 1,
    "number_of_replicas" : 0
  },
  "mappings" : {
    "_default_" : {
     "properties": {
      "time": {"type":"date","format":"strict_date_optional_time||epoch_second"},
      "status" : {"type":"string","index":"not_analyzed"}
       }
    }
  }
}'


格納されるフィールドが事前に全て分かっている場合は、上記のように1つ1つ定義することで、明示的にTypeを設定できます。
しかし、格納される全てのフィールドが事前に分からない場合は定義することができません。

そのような時は、Dynamic templatesを使用することで対処できます。

ダイナミックテンプレート(Dynamic Templates)

ダイナミックテンプレート(Dynamic Templates)は、フィールド名を対象にしたルールを定義し、インデックス作成時に動的にマッピングを行う機能です。

フィールド名がhogehogeだったら、このマッピングルールを適用するーーーみたいな感じです。

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Palo AltoのUTM機能をテストする

パロアルトネットワークス社の次世代ファイアウォールを構築する際に、UTM系のテストを行う場合があります。

 

今回は「Vulnerability Protection(脆弱性防御)※」機能のテストを簡単に行う方法について書きたいと思います。

※「Threat Prevention」ライセンスを購入すると利用可能になる機能です

 

ここで説明するテストは、「Vulnerability Protection」の機能が有効に動作しているか(プロファイルが適切に適応されているか)を確認することを対象にしています。

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